木村太郎氏「僕は信用している」 トランプ大統領当選を言い当てた世論調査会社のトランプ氏優位に 2020年を「2000年」重ねて言い間違える場面も

 ジャーナリストの木村太郎氏が25日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演。2016年のドナルド・トランプ前大統領の当選を唯一、予測した世論調査会社の結果を基に、今秋の大統領選でトランプ氏が優位と断言した。

 番組では、11月に控える米大統領選挙について特集。民主党党大会でカマラ・ハリス副大統領が大統領候補に指名されたことや、無所属で立候補していたロバート・ケネディ・ジュニア氏が選挙戦から撤退し、トランプ氏を支持すると表明したことを伝えた。また、米大統領選の行方を左右すると言われる「激戦7州」の22日の世論調査では支持率が拮抗していることも報じた。

 木村氏は「世論調査で変わるんですよ」とし、7州のうち6州でトランプ氏がリードしているとのアトランタにある世論調査会社「トラファルガー・グループ」の調査結果を紹介。「スイングステート(激戦州)のうち6つをトランプが取っちゃうって。選挙人数でも圧倒的に勝つって出してるんですよ」と説明。「これが当たっているかどうか分かりませんよ。ただねえ、2016年(の大統領選)にみんながヒラリー・クリントンが勝つと思っているところに、ただ1社、トランプが勝つって予測した世論調査会社。なぜかっていうと世論調査方法が違っていて。隠れトランプを引っ張り出すカギがあるんです。僕はまだ信用している」とトランプ氏勝利を予測する同社の調査を支持した。

 続けて「2000年(の大統領選)は間違えたんですけど、こういう傾向はあると思うんです。いずれも差は2、3%なんですよ、でもね2、3%はすごい差なんですよ。2000年でトランプが負けたときにほとんど0・何%、1%ぐらい。そのうち3州ではね、3つを合わせて4万票の違いで負けたんですよ。ケネディの参加とかが微妙に影響してくるんだと思いますよ」と、ケネディ支持がトランプ氏優位に働くと指摘したが、その一方でトランプ氏が、バイデン大統領に敗れた2020年の大統領選について、重ねて「2000年」と言い間違える場面もあった。

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