岸博幸氏「自民総裁選のタイトルはパクリ 不快」憤り爆発「お祭り的な動画つくってどうすんだ。反省してないのか」

 元経済産業省官僚で内閣官房参与だった岸博幸慶大大学院教授が25日、TBS「サンデー・ジャポン」に出演。9月12日に告示される自民党総裁選について「ムカついている」と非難した。

 裏金問題で政党支持率を落としたあとだけに、「THE MATCH」と名付け、動画をアップするなど、盛り上げに必死の様相。しかし、岸氏は「THE MATCHという名称は、私がアドバイザーで関わっているRIZINがやった、2年前に武尊対那須川天心が東京ドームの興行と同じ名前。このときはスーパースター同士でやった。それと同じ名前を政治資金問題で総理が出ないと言った選挙につけるのは不愉快」と言い放った。

 2022年6月に行われた武尊対天心は、K-1とキックボクシングの人気者同士の頂上決戦で、注目され、天心が判定勝ちを収めた。岸氏は、RIZIN関係者として、同じタイトルを総裁選が使ったことが許せなかったようだ。

 さらに「もう1個、ムカついてるのは、今回、総裁選になったのは、政治資金問題で、岸田総理が出ないと、で、やると。だから反省から入るべきですよね。それが、お祭り的な動画作ってどうするんだと。反省してないのかと」と憤慨した。

 総裁選でトップを変え、支持率が上向けば、すぐに衆院総選挙に持ち込むことも予想されているだけに、「次の総選挙に向けて、盛り上げようというのが見える」と話し「パクられた側としては不快ですね」と語気を強めた。

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