橋下徹氏 「維新は腹くくって不信任決議やれば兵庫県知事を辞職にできる」及び腰の議会を「ピントずれてる」

 橋下徹元大阪府知事が24日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に出演。斎藤元彦兵庫県知事の疑惑について解説した。

 23日に百条委員会による聞き取りと県職員へのアンケートが一部公表された。斎藤氏が知事のポストに居座っているようにも見える状況に、MCの今田耕司は「外部から知事を辞めさせることはできないんですか?」と質問。橋下氏は「原則は知事が辞めると言わないと辞めさせられない」とコメントした。

 一方で、兵庫県議会による不信任決議案提出の流れを説明した。それによれば、議員の3分の2以上が出席し、4分の3以上が賛成すれば、不信任決議案を出すことが可能という。不信任決議を出された知事は10日以内に議会を解散するか、辞職するかを選択。解散した場合は、選挙となり、不信任決議を出した側が過半数を取り、改めて不信任決議を出せば、知事は自動的に失職する。

 橋下氏はその上で「議会は、維新が腹くくって不信任決議をやるとなれば、不信任決議になるんです。ところが、維新は自分たちが応援した知事でもあるし、百条委員会で出てくる事実はおねだりとかパワハラとか辞めるほどでもないと思っているから、ピントがずれている。そこじゃないんですよ、問題は。権力の使い方と仕事が止まっていることが問題なのにね。あと民意に問うたらいいじゃないですか」と持論を述べた。

 続けて、世論調査では、速やかに辞職すべきと、調査を待ってからという意見が拮抗していることを明かした上で、「議会は選挙になったら自分が当選するか分からないから、及び腰になっている」と推測した。

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