石破茂氏、党内での人気のなさに言及「今からでも一生懸命努力します」

 5度目の自民党総裁選への立候補を表明した石破茂議員が26日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」に生出演。石破氏が出馬するたびに言われた「自民党では人気がない」ということに言及した。

 石破氏は、政治と金について、厳しくすればするほど自民党での人気が下がるのでは?という質問に「自民党の中で人気が下がっても、国民との意識にずれがあったらどうしようもない。そうなったら、信じられないよ、自民党は…ということになったら、我が党は国民のために仕事ができなくなる」とコメント。

 そして「100万回は言われたかな。自民党で人気がないとずっと言われて。でもこれはおかしいと、変えるべきじゃないかと言わなければいけないのに、言わなかったということはありません。自分のための政治ではない、自分の利益のためにやってはいけない」と胸を張った。

 国民と自民党との意識の乖離(かいり)があるのでは?という問いには「国民の中に(議員が)入るのが減ってきているんじゃないか」とも指摘。「野党を罵倒していれば当選する、それは国民との間に距離を作ったと思う。相手を批判してもこっちが良くなるわけじゃない」ともいい「誰が何に悲しみ、何に怒っているか、我がこととして認識する努力。それが足りなかった」とも語った。これにすぐさま「できるんでしょうか?」の問いも出たが、石破氏は「できます。やらないでどうするんですか」と力強く言い切った。

 また、大下アナからは「国民の中に入っていく、それを実現するには仲間を集めないと実現が難しいと思うが」という質問も飛んだが「それは私の努力がたりない。今からでも一生懸命努力します」とキッパリ。「お願いしないとやってくれないのは当たり前のこと。あいつは待っていると人が来ると思っているんじゃないかというご批判も頂く。それはすべて私の責任であり、私の反省」と述べていた。

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