女性４人組バンドＬＹＬが２５日、ライブハウスで共演したバンドの中に「予告や警告なく、フロアに油を撒いて火をつけた演者さんがいらっしゃった」とＸに記した。しかし、一部で誤解を招いたため「我々は火をつけていないのに炎上してしまい申し訳ありません」と謝罪した。

　ＬＹＬは、Ｘで「この時、予告がなかったため、ドラム機材総額１５０万円相当がセミハードケースにてフロアに置かれたままで、大変な状況になっており、仕切るための防火のカバーなども用意がない状態で引火のおそれも多大にある状況でした」と記載。今後は同ライブハウスでは、バンドとして機材を持ち込んでの演奏を見合わせることを決めたことを報告。８月３１日にバンドで出演予定だったイベントについては、ボーカルの羽生ゆかがソロで出演するとし、バンドで出演しなくなった謝罪の思いをつづった。

　しかし、最初の投稿が報じられるや、「何が言いたいか分からない」などの声がよせられたため、改めて補足を投稿。それでも、事態は収まらず。「我々は火をつけていないのに炎上してしまい申し訳ありません」と表現する状況となった。

　再度書き込み、羽生がソロ出演することも取りやめることを発表した。あわせて「お客様や関係者に危険が及ぶ行為や現状復帰不可能な事態を招く可能性のある演者様、お客様に関しての共演や出入りも今後、お断りさせていただきます」と宣言。

　さらに「関係者への過度なバッシング、誹謗中傷はお止め下さい」と自制を求めた。