浜田雅功 次男からのインタビューで本音にじませ 「ごぶごぶフェス」裏側を語る
ダウンタウン浜田雅功が8月25日にMBSで放送された「浜田雅功 完全密着 ~ごぶごぶフェス ビハインド・ザ・ストーリー~」に出演。今年5月11・12日に開催された「ごぶごぶ」初の音楽フェスの舞台裏を放送した。
フェス誕生のきっかけから企画段階、リハーサル、そして2日間のフェスの舞台裏を追った番組では、浜田へのインタビューが随所に織り込まれていた。
番組の最後に明らかになったのは、インタビュアーが浜田の息子・濱田未乘であり、ミュージシャンのハマ・オカモトの弟であったこと。
次男による問いかけで明らかになったのは、浜田の「ごぶごぶフェス」への思い。フェス誕生のきっかけこそ「ごぶごぶラジオ」でのノリでしかなかったが、長男で音楽が仕事のハマ・オカモトに「フェスなめんなよ」と喝を入れられ、「正論やったから何も言えねぇ」と受け入れた浜田。それからはフェスの企画をテコ入れし、お客さんが「楽しかった、普通のフェスと違う感じよね、というのが出せればいい」と意識に変化が。また自らも歌うことになって「本職じゃないことやから言い訳もでけへんし」と自分を追い込みつつ、真剣に取り組んでいった。
1日目のラストに登場し奥田民生とステージに立つと、曲の合間には自分を指して「歌えてる?歌えてますか?」と観客に問う姿を見せた浜田。
そして「フェスって何かわからへんかった」という初日を終え、2日目には参加アーティストの曲が楽しめる余裕ができた。全てを終えて、次男から改めて「兄ちゃんに『なんやねんフェス』って言ってたけどどうだった?」と問われ、「みんなが楽しんでる顔見ると…ハマ・オカモトさん、ほんとすいませんでした!やってみてわかりました」と頭を下げた浜田。「楽しいもんですね、みんなでひとつになれるっていうのは。いいかなと思いました」と感無量だった様子。
これからについては、「フェスというものの枠を超えたものができるんか、はみ出したものがどこまでできるか、それが今後の作業」と語っていた浜田。「来年やると言ったけど、こればっかりはね」と前置きしつつ、「喜んでいただけるなら、またやってみたいなと思います」。
そして、40年ぐらいバラエティをやりつくしテレビでの限界を感じるという浜田は「ラジオとフェスというのはいいきっかけ、面白いことができたらいいし」と話す。
さらに芸能生活の引き際については「元気なうちにやめたい」と打ち明けた浜田だが、音楽フェスという自身にとって新しいジャンルで、その元気のままに、さらなる旋風を巻き起こす意気込みもにじませていた。