【The LDH Times】日高竜太 進化の波 BALLISTIK BOYZメジャーデビュー5周年「殻を破った」1年

 BALLISTIK BOYZ・日高竜太(28)がビッグウエーブを待っている。7月に13都市13公演を巡る全国ホールツアー「HIGHER EX」を完走し、11月6日に控えるグループ最大規模となる初の日本武道館公演へとつなげた。出演中のLDH大型ライブ「BATTLE OF TOKYO」(以下、BOT)で先輩・後輩グループから刺激を受け、エンターテインメントにさらなる情熱を燃やす今夏。メジャーデビュー5周年を迎え、夢を加速させた。

  ◇  ◇

 -BOT埼玉公演の手応えは。

 「すごい楽しかった。先輩後輩で一緒にやるライブならではの緊張感やアドレナリンがすごい出るんです。BOTならではだなと思いましたし、今回感じたのはNEO EXILEの子たちがいて本当に良かった。2年くらい前まではEXILE TRIBEの中で一番若手のグループとして参加させてもらったけど、一気に新しいグループができて、気付いたら自分たちが先輩。後輩たちは本気で自分たちを食うつもりでぶつかりにきてくれた。他のグループが良いのを出していたらシンプルに悔しいし、僕らも頑張ろうと思える相乗効果になっています」

 -全国ツアーを完走し、11月に初の日本武道館公演を控える心境は。

 「今回のツアーはいろんな挑戦や覚悟、強い思いを込めて臨ませてもらったので、すごくやりがいのあるツアーだった。自分たちの糧となる成長ができたと思う。日本武道館が決まり、ようやくネクストステージに進むことができたなとすごくうれしい。きっとファンの皆さんもすごく喜んでくれているかなって。アーティストとして箔(はく)がつく場所だなと思うし、先輩方が立ってきた伝統のある場所で感慨深い」

 -どのような公演になるのか。

 「つい先日セットリストとステージが決まりました。タイトルは『EVOLUTION』で進化の意味。今年のツアー『HIGHER EX』を経て、さらなるアリーナ、ドームという規模感に向けて、皆さんがイメージがつくかどうかだと思う。大きいステージに立った時にどんなパフォーマンスを見せられるのか。今後につながるライブになることは間違いない。デビュー5年の集大成でありつつも、進化が問われる特別な1日になると思う」

 -デビュー5周年。成長や進化は感じているか。

 「僕としては今年が一番自分の歌や声に向き合い始めた1年だった。タイに半年間、活動拠点を移して活動することで長所も弱点も見つかった。たくさんの武器があるグループだけど、今は歌って踊れるボーイズグループが当たり前のようにいる。レベルが高くなっている時代だからこそ、シンプルに歌とダンスは負けたくないという思いが芽生え始めた。歌を極めたいと思って、ボイストレーニングに集中的に取り組んだ。弾き語りの練習や音楽制作の勉強を本格的に始めて、結果が出てきている。この5年間の中で自分としても一つ殻を破った、生まれ変わった1年になっている」

 -プライベートでの5年間の進化は。

 「コロナ明けの3年前からサーフィンを始めて続けています。子供の頃からやりたいと思っていたけど、きっかけがないと始めにくいスポーツ。トレーニングジムで知り合った方がサーフィンが趣味で、仲良くなった時に『ぜひやりたいです』と伝えて始めた。パリ五輪も見ました。五十嵐カノア選手はメダルに届かなかったけど、サーフィンの難しさを改めて感じました。波は良い意味で平等じゃなくて、二度と同じ波は来ない。いかにそのチャンス、良い波を選んで乗るかという大勝負。駆け引きもあって難しい。この5年間は自分たちとしては、正直イメージ通りではなかった。サーフィンも良い波に乗りたいですし、(グループとしても)アリーナ、ドーム、スタジアムと良い波に乗っていきたい」

 ◇日高竜太(ひだか・りゅうた)1996年1月11日生まれ、宮崎県出身。BALLISTIK BOYZの最年長でボーカル&パフォーマー担当。17年開催で約3万人が参加した「VOCAL BATTLE AUDITION5」のファイナリスト。18年にBALLISTIK BOYZを結成し、19年5月にメジャーデビューした。趣味は筋トレ、バスケ、サーフィン。特技はピザ作り、モノマネ。今後挑戦したい仕事は「ミュージカル」。

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