宮沢りえ×佐藤二朗が舞台初共演 持つ者と持たざる者の溝描く 佐藤は12年ぶりの新作書き下ろし 舞台「そのいのち」
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女優の宮沢りえ(51)が29日、都内で主演舞台「そのいのち」(11月9~17日・世田谷パブリックシアターほか)の制作発表会見に、脚本・共演の佐藤二朗(55)と登場した。
本作は、佐藤がミュージシャン・中村佳穂の同名楽曲にインスパイアされて脚本を執筆。佐藤が12年ぶりの書き下ろした新作戯曲で、介護ヘルパーの主人公と障がいを持った雇い主とその夫による愛と憎しみ、「持つ者」と「持たざる者」の間にある埋めようのない「溝」を描く。
制作の経緯について佐藤は「妻に聞いてみて言われて(楽曲を)初めて聞き、この曲が流れる物語を書きたいと思った」と述懐。舞台では宮沢と初共演になるが「信頼している役者と一緒にできるのはすごく楽しみ」と語った。宮沢は「見に来てくれた人と忘れられない時間になれば」と意気込んだ。