女優の長澤まさみ（３７）が２９日、都内で主演映画「スオミの話をしよう」（９月１３日公開）の完成披露舞台挨拶に遠藤憲一（６３）、瀬戸康史（３６）らとともに出席。遠藤をプライベートで「憲一」と呼び捨てにしていることを告白した。

　長澤演じる大富豪の妻・スオミを巡るミステリー・コメディーで、現夫と昔の夫の５人が失踪した妻を巡り、右往左往する。１番目の夫・魚山大吉を演じた遠藤は長澤と意気投合したことを明かされて「初めはちょっと『絡みづらっ』って言われたんですけど、正直なところが面白くて、どんどん話しかけちゃって。本当は話してほしくない時もあったらしいけど」と裏話を明かすと、長澤は「そんなことないですよ」と苦笑い。お互いに目を合わせ「これからもよろしくお願いします」とその場をまるめた。

　さらに司会の榎並大二郎フジテレビアナウンサーから「長澤さんは遠藤さんのこと何て呼んでらっしゃるんですか？」と、長澤に問うと「呼んでいいよと言われているので、憲一って呼び捨てで呼ばせていただいています」と暴露。遠藤も「すいません、俺から頼みました」と笑みをこぼした。

　作品は脚本家・三谷幸喜監督の５年ぶり９作目の映画作品。三谷監督は「この映画って、オリジナル作品なんです。原作もないし、アニメの実写版でもテレビドラマのスピンオフでもない。オリジナル作品が力を持って、たくさんの人を呼ぶことになると日本映画はもっともっと力になるんじゃないかなと思う」とＰＲした。