長澤まさみ 「鎌倉殿」ナレーションでまさかの「ラップ」注文が 結局「ささやくように」に落ち着く

 女優の長澤まさみが30日、NHK「あさイチ」に生出演。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でナレーションを担当したが、最初の打ち合わせでは思いも寄らぬ注文があったことを明かした。

 長澤は大河ドラマ「真田丸」「鎌倉殿の13人」で三谷幸喜作品に関わっているが、特に「鎌倉殿」では、ナレーションという、いつもとは違う立ち位置で参加。三谷氏からは「ささやくように語ってくれ」という注文があったという。

 ナレーションという役割には「出演者を見守るみたいな気持ちが芽生えてきて、ナレーションという立場っていうのは、すごく不思議な感覚。今まで味わったことのない感覚で、どの役にも愛情がわく」と振り返った。

 鈴木奈穂子アナは「語りで『ささやいてくれ』っていうのも難しいのでは」と質問。長澤は「そうですね。いろんなパターンを試したんです。収録がある前に監督やプロデューサーとかと話し合って。初めはラップをしてほしいって言われて」とまさかの注文があったことも告白。

 「よくわからないなって。結局あの形になった」と笑いながら言うと、大吉も「ラップではなかったと思います」と苦笑い。長澤は「みんなが思いもしない発想で人の心をつかもうと三谷さんが仕掛けている、とにかく楽しませようとすることに勇気づけらています」とも語っていた。

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