松本幸四郎「責任のある演目」叔父・吉右衛門さんの遺志継ぐ

 歌舞伎俳優の松本幸四郎(51)と尾上菊之助(47)が31日、都内で、歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」(9月1~25日)の取材会に出席した。夜の部で上演の「勧進帳」で幸四郎は武蔵坊弁慶役を、菊之助は富樫左衛門役を演じる。

 秀山祭は、初代中村吉右衛門の功績を顕彰し、その芸と精神を継承することが目的。「勧進帳」は「二代目播磨屋八十路の夢」と題し、80歳で弁慶を演じることを目標としていた二代目吉右衛門さん(享年77)ゆかりの配役で上演する。

 叔父・吉右衛門さんの遺志を継ぎ、舞台に上がる幸四郎は「責任のある演目でプレッシャーだけど、叔父の精神を引き継いで堂々と披露したい」と気合十分。吉右衛門さんが弁慶を演じる際に使用していた数珠を演目で使用する。

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