児童養護施設で育った元戦隊俳優「母1人子1人で生活が困窮」 やす子の応援に駆けつける
お笑い芸人のやす子が1日、日本テレビ系「24時間テレビ」のチャリティーランナーとして、横浜から両国国技館を目指してマラソンを開始。夕方には、やはり児童養護施設で育ったという元戦隊俳優が応援にかけつけ、やす子を驚かせた。
夕方になり、左足のテーピング姿も痛々しいやす子だったが、心強い応援がやってきた。やす子は思わず「びっくりした」と声をあげ、笑顔を見せたが、現場のアナウンサーによると、この男性は俳優の古原靖久。08年のスーパー戦隊シリーズ「炎神戦隊ゴーオンジャー」のゴーオンレッド・江畑走輔を演じた元戦隊俳優で、今はNHK「あさイチ」でもリポーターを務めている。
やす子は自身が育った児童養護施設に寄付をするために今回チャリティーランナーとして走り続けているが、「古原さん自身も母一人、子一人の生活が困窮し、5歳から18歳まで児童養護施設で生活していました」と、やはり施設で育ったと紹介された。
古原自身も「3年ほど前からその存在を世の中に知ってもらうために、YouTubeや講演会、シンポジウムなどで経験談を話しています」といい、「同じような境遇の子に、明るい未来があるんだ、1人じゃない、気にかけてくれる人がこんなにもいるんだ、ということを感じて欲しい」と話していたという。
走りながら、古原と話すやす子の表情にも笑顔が戻り、元気を注入された様子だった。