カンテレの新人、秦令欧奈アナウンサー（２４）と田中友梨奈アナウンサー（２２）が３日、大阪市内の同局で取材会を行った。

　関学大２年時、約５０倍の倍率を突破して福娘となり、さらに代表にも選ばれた経験を持つ田中アナ。陸上選手としても８００メートル走と走り高跳びの二刀流で活動し、大阪と東京で２つのアナウンサースクールに通うなどの努力を重ね、念願だったアナウンサーの座をつかみ取った。「陸上の解説が実況がしたい」と、目標を語り、将来的には同局が中継を担当する「大阪国際女子マラソン」の実況を目指して研さんを誓った。

　現在は「フットマップ」（土曜・後６・３０、関西ローカル）のアシスタントを務め、フットボールアワーら多くの芸人と共演中。芸人たちからのいじりやフリに対して「瞬時に面白い言葉を返すことができない。セオリーがわかっていない」と、苦戦しているという。

　番組では各地でロケを行い、食レポも多いだけに「入社前から６キロ太ったんですよ」と、うつむきながら明かす。ロケ前には節制するものの、番組で美味しいものを食べると「スイッチが入っちゃって」、食欲が止められなくなるという。「繰り返しているうちに蓄積がごまかせなくなってしまって…。あとで後悔します」と、切実な悩みを明かしていた。