歌手・五木ひろし（７６）が４日、東京・Ｉ’Ｍ　Ａ　ＳＨＯＷで「６０ｔｈ　Ａｎｎｉｖｅｒｓａｒｙ　五木ひろしＳＵＰＥＲ　ＬＩＶＥ～五木の継承～」（１３日まで）を開催した。

　日本の歌謡界を彩ったレジェンドたちの名曲を歌い継ぐ企画で、五木自らが考案。「私の歌手人生でもっともハードルが高い」と、心して臨み、初日のこの日は、藤山一郎さんを取り上げ、代表曲の「丘を越えて」、「青い山脈」や、自身の楽曲で、故郷の福井県への思いを歌った「こしの都」など、全１７曲を披露。「先輩たちが少しは天国で喜んでいただければ」と熱唱した。

　６０周年を迎えた中で１０日間ぶっ通しでのイベントを行う。今後は美空ひばりさんや三橋美智也さん、石原裕次郎などの楽曲を歌う。「こういうことができるということは、幸せに思っていて、これをしっかりと残していきたい。歌の歴史をしっかりと知ってほしい」と歌謡曲ファンに訴えた。