乃木坂46井上和が涙の決意表明 26万5000人動員のツアーファイナルで460発の打ち上げ花火

 乃木坂46が4日、東京・神宮球場で「真夏の全国ツアー2024」最終公演を行った。

 卒業生の山下美月(25)、阪口珠美(22)、掛橋沙耶香(21)らを見送り新体制で臨んだツアーファイナル。グループにとって夏の恒例となった同球場のライブで満員のファンを前に集大成を見せつけた。メンバーの弓木奈於(25)は「私たちにとって、すっかり夏の風物詩になった神宮。乃木坂の夏をお届けしたい!」と全力宣言。会場を埋め尽くしたファンの絶叫が夜空に響いた。

 ステージでは最新曲「チートデイ」、ヒット曲「おひとりさま天国」、「シンクロニシティ」、など全34曲を熱唱し、総勢32人のメンバーが特設ステージをところ狭しと駆け回った。久保史緒里(23)は「きょうのこの日を夏の思い出にしていただけたらうれしいです」と笑顔。キャプテンの梅澤美波(25)は「この神宮という場所が私たちにとってさらに尊いものになりました。やっぱり神宮最高です!」と感謝を伝えた。

 公演の終盤には、新曲センターを務めた井上和(19)が「きょう、ここ神宮でこの景色を見て、皆さんと一緒に頑張ってきてよかったなってすごく思いました。これから先もずっと乃木坂のことが好きだって皆さんに思っていただけるように精いっぱいがんばります」と涙を流しながら決意表明。直後に460発の打ち上げ花火が神宮の夜空とメンバーを明るく照らし出した。

 同ツアーは3都市7公演を行い、計26万5000人を動員。新体制で挑んだ全国ツアーのファイナルをファンの歓喜とともに駆け抜けた。

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