俳優の伊藤沙莉が６日、ＮＨＫ「あさイチ」に生出演。朝ドラ「虎に翼」で夫の佐田優三を演じた仲野太賀が、寅子の事実上の再婚についての感想を寄せたことに「病院に行っても忘れないでくれて嬉しかった」と話し、華丸大吉を笑わせた。

　この日は、今月でいよいよ終わってしまう「虎に翼」のヒロイン・伊藤が生出演。朝ドラ共演者たちが続々とＶＴＲ出演し、ドラマの裏話などを披露した。

　その中で、寅子の最初の夫となる優三を演じた仲野が登場。航一（岡田将生）と寅子が事実上の再婚をすることに「すごく複雑な気持ちで。忘れて欲しくないけど、忘れて欲しいみたいな。一筋縄でいかない感情になった」と振り返り。航一と寅子のキスシーンについては「終わって、画面が真っ暗になったら、泣きながら笑っている俺が映っていて、良かったなって。そういう意味では祝福していると思う」と語った。

　これに華丸は「いつまでも、いい意味で引きずっていて」と言うと、伊藤は「病院に行っても忘れないでくれてうれしかった」「みんな行っちゃうから」と笑いながら言い、華丸大吉も爆笑。伊藤の言う「病院」とは、フジテレビ系ドラマ「新宿野戦病院」のことで、仲野は、歌舞伎町の「まごころ病院」で、現在は未知のウイルスと奮闘中。華丸も「新宿の方でポルシェに乗ってますから」と笑い、伊藤も「ポルシェに乗ってて、本当に全然違うから」とツッコんでいた。

　「新宿野戦病院」では、仲野の他、塚地武雅、岡部たかし、余貴美子ら、「虎に翼」出演者がこぞって出演中。