元Ｖ６の坂本昌行（５３）とＡぇ！ｇｒｏｕｐの末澤誠也（３０）が８日、東京・日生劇場で初日を迎えたミュージカル「三銃士」（２８日まで）の取材会に出席した。

　主演の坂本が、剣の腕前に優れた三銃士のリーダー格・アトス役。末澤が、銃士になることを夢見て田舎からパリに出てきた青年のダルタニャンを演じる。演出はフィリップ・マッキンリー氏で、坂本、末澤とは２０２２年「ＴＨＥ　ＢＯＹ　ＦＲＯＭ　ＯＺ」以来となる再タッグを組む。

　坂本は末澤について「前回（ＴＨＥ　ＢＯＹ－）も難しい役に挑戦してくれていた。（今回も）体を動かさないといけない大変な役ですが、誠也なりに乗り越えていってくれている」と太鼓判。「性格なんでしょうね。真面目で負けず嫌い。難しければ難しい役ほど乗り越えようとしてくれている」と後輩の頼もしい姿に目を細めた。

　末澤は「坂本くんとは２度目。本当に毎日が楽しい。ただ、稽古はハードにやってきましたので。千秋楽まで全力で走り切りたい」と意気込み。オフの日に、坂本から食事をごちそうになったことを明かし「しゃぶしゃぶ、めちゃくちゃおいしかった…。２時間半ぐらい、いろんなお話を聞かせていただきました。具体的には秘密です」と笑みを浮かべながら大先輩への信頼感を明かした。

　ストーリーは、憧れの銃士を目指すダルタニャンの成長と恋の物語だけでなく、三銃士のリーダー格であるアトスにも焦点が当てられ、２人を中心に展開していく。東京公演後に、広島公演を１０月４～６日、大阪公演を１８～２７日に上演する。