元総務大臣、総務省時代の兵庫県・斎藤知事の仕事ぶり 飯舘村全村避難で対面

 前鳥取県知事で総務大臣も務めた片山善博氏が10日、TBS系「ひるおび!」に生出演。総務大臣時代に、兵庫県の斎藤元彦知事と仕事をしたときのことを振り返った。

 番組は日本維新の会からも辞任を要求された斎藤知事のニュースを取り上げた。斎藤知事のこれまでの実績なども紹介。総務省時代のことにも触れた。

 斎藤知事は02年に総務省に入省。宮城県や大阪府などでも仕事を行うが当時を知る人たちは「人当たりの良さがあった」「軒並み評判がいい好人物」などと、悪く言う人はほとんどなし。

 特に11年5月に、東日本大震災の影響を強く受けた飯舘村でも総務省から派遣され、現地で仕事を行った。その時に総務大臣だった片山氏は現地を視察し、当時の斎藤知事とも会話を交わしていた。

 片山氏は「(斎藤知事は)課長補佐だったが、全村避難のお手伝いをするということで、若い優秀な人が出た。その中の1人」だったといい、当時の印象は「爽やかでテキパキしていた」と振り返った。

 片山氏は9日の「ひるおび!」でも斎藤知事に触れていた。総務省から飯舘村に派遣されたのは2人で、「優秀で地域に寄り添える人を人事課で選抜した。そのうちの1人」が斎藤知事で「村長からも『よくやってくれている』とお礼を言われた。とっても嬉しかった」などと振り返っていた。

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