元大阪府知事・松井一郎氏、元部下・斎藤知事は「パワハラ体質なんて全く見えなかった」
元大阪府知事の松井一郎氏が11日、フジテレビ系「めざまし8」で、かつて大阪府で上司と部下の関係だった兵庫県の斎藤元彦知事について、大阪府勤務時代の人柄について「パワハラ体質なんて全く見えなかった」と振り返った。
松井氏は、府知事時代に斎藤知事が部下におり「一緒に仕事をしてきました」という間柄。その時も「パワハラの体質なんて全く見えなかった。キャリア官僚だから与えられたポジションでの公務員スキルは高かった」と評価した。
斎藤知事が立候補をすると決めたときも「大阪府職員の中では応援する人の方が(多かった)」と振り返り「はっきり言って、斎藤はダメだよという声は聞いたことはない」と語った。
斎藤知事が辞めない理由については「自ら辞めるっていうことは、彼自身が自ら知事としてふさわしくない、そういうことを決定づける根拠になる。だから自身は3年ある中で、政策は進めてきた、職員とのコミュニケーションにまずいところはあったけど、ちょっと厳しく役所の体質を改善するためだと。それを県民に分かってもらいたい、分かってもらう機会を、知事であることがそういう機会を持てるととらえているのかなと」と分析していた。