玉川徹氏、夫婦別姓反対の候補者へ「なんでそんなに同姓を守りたい?」納得説明なしと訴え

 元テレビ朝日の玉川徹氏が11日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、自民党総裁の政策で注目を集める選択的夫婦別姓について、反対する候補者へ「納得できる説明がずっとない」と訴えた。

 番組では自民党総裁選に現時点で立候補した8人の政策を取り上げた。その中で、注目される政策の一つとして選択的夫婦別姓があるが、候補者によって賛成、反対が別れている。

 玉川氏は「選択的夫婦別姓に反対している人は、反対の話を我々にも分かるようにちゃんと伝えるべき。納得できる説明がずっとないんです」と訴え。反対派からは旧姓でも広くさまざまな事に使えるように、社会で不都合がないようになど、まずは柔軟な旧姓使用を主張しているが「選択的夫婦別姓を導入すればその不都合はすべて消える」とも語り「だからわざわざ同姓を残したまま不都合を無くしますって、結局同姓を残したいわけでしょ?なんでそんなに同姓を残したいのかが釈然としない」と話した。

 反対派は「家族の一体感」「伝統的家族感」なども理由に挙げているが「家族の一体感と言われても、日本以外の多くの国は別姓。日本以外の多くの国が家族の一体感、ないんですか?と」とも疑問視。名字についても、少なくとも「明治時代から」だとし「明治からの伝統はそんなに守るべき伝統なんですかね?って釈然としない」と話し「本音はなんなんですか?と。なんでそんなに同姓を守りたいんですか?」「なぜ同姓を守りたいと言っているか、納得できるように」「同姓を全員に強制する理由ですよ」と、納得できる説明を求めていた。

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