佐野勇斗 「ギフテッド」の青年演じる 数学に特異才能持つ青年、難役で新境地「『今』を生きる大切さ届けられたら」

 「マイダイアリー」に出演する佐野勇斗
 「マイダイアリー」ロゴ
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 ダンスボーカルグループ・M!LKのメンバーで俳優の佐野勇斗(26)が、女優の清原果耶(22)が主演を務めるABCテレビ制作のテレビ朝日系ドラマ「マイダイアリー」(10月スタート、日曜・後10・15)に出演することが11日、分かった。次期NHK連続テレビ小説「おむすび」など話題作に多数出演する佐野の今作での役柄は、数学の分野で著しく高い能力を持つ「ギフテッド」の青年。自身の過去と葛藤しつつ成長していく姿を体当たりで演じる。

 若手の注目株として引っ張りだこの佐野が、独特の世界観をまとった難役で新たな境地に挑む。

 今作は完全オリジナルで、新社会人の主人公が日々のささいな出来事をきっかけに大切な思い出を振り返り、大学時代をともに過ごした男女5人の群像をノスタルジックに描いたヒューマンドラマ。佐野は数学に特異な才能を持つ「ギフテッド」で、どこか他者とは違う空気を放つ青年役を演じる。

 幼少期から知識旺盛で特別な存在として扱われてきたため、対人関係に苦手意識を持っていたが、主人公とのふとした出会いをきっかけに人と関わりを持っていくという役どころ。男女5人の大学生が集うきっかけを作るキーパーソンとなる役だけに、「人は生きていれば様々な過去があると思います。その過去に蓋をせず、向き合い、友に気付かされ成長していく。『今』を精一杯生きることの大切さを届けられたら」と意気込んだ。

 15年公開の映画「くちびるに歌を」で俳優デビューし、今年で10年目を迎えた佐野。「おむすび」や来年公開の映画「劇場版 トリリオンゲーム」など話題作への出演が続々決まっている中、自身の過去と葛藤しながらも成長していく姿を描く今作への思いを、「見てくださる皆さんの、閉ざしていたダイアリーの蓋もそっと開けられますように」と語った。

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