田崎史郎氏 岸田首相に「深~い怨念を持っている」自民実力者を実名告白「飯を食べて話す関係にない」双方が反発

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が13日、TBS「ひるおび」に出演。岸田文雄首相と菅義偉前首相の関係性を語った。

 自民党総裁選(27日投開票)が12日、告示され、9人が立候補した。この日は各候補者の推薦人の旧所属派閥などを分析。大半が解体されたはずの派閥の影響を読み解いた。

 その上で田崎氏は「実力者の方々の中で、一番複雑な関係なのは菅義偉さんと岸田総理なんですよ。深~い怨念があるんです」と話した。

 「菅さんが官房長官時代は岸田さんが外務大臣なんですけど、あのとき、菅さんは岸田外務大臣のことを軽く見ていたんです。軽く見られていたら、分かりますから、自分のことを重んじていないなというのが分かって、そういう反発もあって、菅さんの政権が陰り始めたときに出馬表明をした。結果的に菅さんを引きずり下ろすことになった。菅さんは、岸田さんに引きずり下ろされたとしか思っていないですか」とこれまでの2人の経緯を並べた。

 「2人は会ってはいるんですけど、食事をしたりはしていないですから。昼飯や晩飯を食べながら話す関係にはないんですよね。菅さんが応援している小泉さんには、岸田さんは乗りたくないんですよ。岸田さんはおそらく、反菅、反茂木なんですよ」と断定した。

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