吉本興業は１３日、大阪のお笑い文化の継承と発展の為に、舞台に立つ若手漫才師たちのサポートを行う「上方漫才協会」が、今年で発足１０周年を迎えることを記念した興行を１０月２０日に東京・有楽町よみうりホールで開催すると発表した。

　出演者には上方漫才協会会長の中田カウスを筆頭に、上方漫才協会大賞受賞者のアインシュタインや、見取り図、ミキ、文芸部門賞を受賞したコットン、特別賞を受賞した霜降り明星など、日頃から劇場で活躍する漫才師たちが名を連ねる。

　カウスは「上方漫才協会を発足してからおかげさまで１０周年を迎えます。そして、吉本興業によって作られた漫才がそろそろ１００年を迎えようとしております。戦前・戦中・戦後を通して、漫才を皆さま方にお届けして参りました」とコメント。今回の興行を「将来を担う若手漫才師たちが出演いたします。ぜひ、この機会に会場まで足を運んでいただき、今最も勢いのある漫才師と上方漫才の力を体感いただけると幸いに存じます」とアピールした。