街裏ぴんく R-1グランプリ優勝の裏話を笑福亭鶴瓶に明かす 優勝のカギは審査員からの一言

 お笑い芸人の街裏ぴんく(39)が、R-1グランプリ優勝の裏にあった“出番直前の助言”について語った。U-NEXTで配信中の笑福亭鶴瓶のトーク番組『無学 鶴の間』にゲスト出演し、今年のR-1優勝にまつわるエピソードを披露。出番前にトイレで、審査員を務めるハリウッドザコシショウにこう声をかけられたという。

 ザコシ おまえウケろよ。面白いから点数を入れたいって思っても、ウケてなかったら入れられへんからな。

 これを受け街裏は、自身のネタを急きょ変更した。

 ネタ順はルシファー吉岡の次の順番。これを踏まえて”つかみ”を加えた。

 街裏 ルシファーさんも(僕と同じで)団子仲間みたいな見た目なんですよ。メガネで坊主でって感じで。ルシファーさんと僕が二人続くと、似たような見た目が続くのでどうしようって思ってたんですけど、ちょうどCMが入るってなったんです。

 街裏は登場するなり、こう言った。

 「どうも。CMの間に着替えましたルシファー吉岡です」

 見た目が似ていることを逆手に取ったつかみで、会場は大爆笑。ザコシの「ウケろ」との言葉に、冒頭から見事に応えた。

 その後のネタもしっかりウケた。そして見事、悲願のR-1グランプリ優勝を勝ち取ることができた。

 だがそもそも「ファンタジー漫談」が芸風だけに、鶴瓶からは「(ほんまに)ウケたんか?」と根本的な疑いをむけられていた。

 「無学 鶴の間」は、大阪・帝塚山の寄席小屋「無学」に鶴瓶が「会いたい人」をゲストに招いて行う人気トークライブ「無学の会」と同じ場所、同じ形式をとったU-NEXTの独占配信番組。

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