「アッコにおまかせ」和田アキ子、番組に苦言「失礼な話ですね。本人が見てはったらめちゃ怒ってるわ」 失職の場合の斎藤知事の退職金紹介で
歌手の和田アキ子が15日、TBS系「アッコにおまかせ!」に出演。パワハラ疑惑などで、兵庫県議会から辞職を求められてる斎藤元彦知事について言及した。
斎藤知事は、最大会派の自民党をはじめとする県議86人全員が辞職を要求されたが、知事は辞職を否定している。拒否すれば不信任決議案を提出する構えで、斎藤知事は辞職か議会解散を選択しなければならない。
番組では、仮に辞職や失職をした場合の退職金について取り上げた。菊地幸夫弁護士は、兵庫県の退職金についての条例について「退職金を支払わないケースっていうのはちゃんと明記されていて、懲戒免職になった場合とか、刑事裁判で有罪になったとか、刑に処せられたとか。今回の自分で辞めましたとか、不信任決議されたことによって失職しましたというのは退職金不支給に該当してないんです。そうすると払うしかないんです」と解説した。
しかし、和田は「別に。よく働いたんですから、退職金は別に。上げない理由がないっていうんですかね」と話した。
さらに番組が取材した兵庫県人事課の話として、9月いっぱいで辞めた場合は1604万円が支給され、在籍期間が1カ月延びるごとに約42万円が加算されると説明した。
和田はこれについて「これも失礼な話ですね、退職された場合…いくら払うって。本人がもし見てはったら、めちゃ怒ってはるわ。ほっといてくれ、と思ってるでしょうね」と番組に苦言を呈していた。