石原伸晃氏 自民党総裁選で飛び交った“実弾”の最高金額明かす「1人からもらうのが…」
元自民党幹事長の石原伸晃氏が15日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」に出演。かつての自民党総裁選で飛び交ったとされる“実弾(現金)”の額を明かした。
番組では、過去最多となる9人が立候補している自民党総裁選を特集した。最終的には2人による決選投票になると予想する石原氏は決め手について、「そこでモノをいうのはやっぱり人間関係だと…」と話した。すると、タレントの大竹まことが「そこでモノをいうのは、伸晃さん、金じゃないんですか?」とツッコミを入れた。
石原氏は「いやあ、今は時代が違いますからね。私が総裁選挙出たときもそんなにお金かかってませんし」と自身が史上最年少で立候補した2008年の総裁選を例に出したが、「えっ!?」「本当ですか!?」と耳を疑う共演者から聞き返された。
大竹が「でも、総裁選になると、お金とかいろんなものが飛び交うって、噂では聞いてますよ」と重ねて尋ねると、「それは三角大福中とか…。聞いたことはありますけど、現実にそういうことに接したことはないです」と、佐藤栄作首相の後継の座を巡って争った1970年代のころまで話とした。
今までで最も“実弾”が飛び交った時期を問われ、「佐藤栄作さんとか、その後とかですねえ。三角中とか」とし、そのときの現金の額については、「言われてる話だと、その当時は1人からもらうのが100万から300万と言われてましたから。5人出てれば、3×5=15。1500万。今の300万と当時の300万円とは価値が全然、違うと思いますから」と、現在とは比較にならないぐらいの高額だったと説明した。
作家の阿川佐和子が現在の価値で「3000万ぐらい?」と聞くと、「そんなイメージじゃないですか?見たわけじゃないですけど、言われてる話では、そういうふうに言われてます」とうなずいた。