彬子女王「銀行口座開くときは?」「住民票は?」黒柳徹子から次々質問 ユーモアたっぷり驚きの回答
彬子女王殿下が16日、テレビ朝日系「徹子の部屋」にゲスト出演した。薄水色の着物で登場された。「~ございます」という話す高貴さを見せながらも親しみある話し方をなされた。
「苗字がないまま40年以上過ごしてまいりました」と話すと、黒柳は「苗字がないまま生活するって大変では?」と質問。「イギリスではただ『彬子』で終わりますけど、日本におりますと、『彬子女王です』と自己紹介することが多いので『彬子』が苗字で『女王』が名前と思われることが時々あって、『変わったお名前ですね?』と言われたりすることも時々あります」と答えた。
「銀行に行って口座を開くときとかお困りでは?」という問いには「姓と名を分けて書かなきゃいけないときに、姓のところを空けて書くと、『苗字のところが空いておりますが』と言われて、『私、苗字がないものですから』と答えると、『苗字がない…』と固まられてしまったり」と苦労談を吐露した。
現在は京都に在住の彬子女王。「住所で東京の住所を書いておりましたら『住民票を移されてないんですか?』と言われて、『住民票がないんです』と言うと、『住民票がない…』(と先方が困惑する)とか、ややこしいことになったりもします」とユーモアたっぷりに明かされた。
彬子女王は英国・オックスフォード留学時代の思い出を親しみあるエピソードなどで紹介した「赤と青のガウン」(PHP研究所)が30万部の現在ベストセラーになっている。