「虎に翼」美雪と佐江子 2人合わせて「美佐江」の恐怖 本には赤いしおり【ネタバレ】
18日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、新潟編で登場した美佐江にそっくりな美雪(片岡凜)が登場。寅子(伊藤沙莉)が汗びっしょりになり、動揺丸出しとなる一幕があった。
この日の「虎に翼」では、仕事場の廊下を歩いていた寅子を「佐田先生」と呼び止める声が。ふり向くと、そこにいたのはセーラー服を着た女子学生だった。
その女学生を見た瞬間、寅子の表情は固まる。あの美佐江とそっくりだったからだ。美佐江は新潟の裕福な家の娘で、仲間達に赤いブレスレットを渡して「特別な人」として支配し、犯罪に手を染めさせていた。美佐江自身は証拠不十分で罪には問われなかったが、寅子に「どうして人を殺してはいけないの?」など意味深な言葉を投げかけ、そのまま東大進学のため上京。その後は描かれていなかった。
それから20年。この女学生が美佐江であるはずはない。美佐江は調査官から「忘れ物です」と本を渡され「やだ。私ったらこんな大切なものを…」と受け取る。その本に挟まっているしおりの色は赤だった…。
寅子はなぜ自分の名前を知っているのか?と聞くと、この女学生・美雪は「先生はとても有名な裁判官じゃないですか」と笑う。その後、美雪の母と思われる和服姿の女性・佐江子(辻沢杏子)がやってきて、美雪と一緒に帰って行く。
佐江子はあきらかに美佐江ではなかったが、美雪は美佐江にうり二つ。しかも本に挟まった赤いしおり…。出会った場所は裁判所。ネットも「美佐江の娘」が一時トレンド入りし、「忘れ物と渡された本の栞が赤いよー」「なんという恐怖」「美佐江の娘である可能性は充分あり得る」「美雪。迎えにきたのは佐江子。美佐江の母と娘でしょうか?」などの声が上がっていた。