１８日のＴＢＳ「ひるおび」では、自民党総裁選に向けた各候補の得票予想などが紹介された。

　出演した毎日新聞論説委員の佐藤千矢子氏は取材に基づき、小泉進次郎氏、石破茂氏、高市早苗氏が現状は競った状況と予想。小泉氏は、不出馬議員の票が流れるなど議員票を増やしたが、党員・党友票に関しては「失速気味ですね。本格論戦が始まって、やや論戦力に不安があるとみられている」とし、掲げた解雇規制見直しなどへの批判もあると分析した。

　朝日新聞ゼネラルエディター補佐の林尚行氏も、「完全な三つ巴」とし、今後も流動的で、無記名である議員票に関しては当日まで読みにくいと指摘した。

　番組では、ここ数日に行われている大手新聞、テレビ局などの世論調査の結果が紹介され、共同通信調査（自民党支持者対象）で高市早苗氏が２７・７％でトップとなったことなども示された。

　ＴＢＳ政治部長の岩田夏弥氏は、「高市さんがだいぶ伸びてきてます。小泉さんがやや落ちてきたというのが、この数日のトレンド。その状況を関係者が凄く気にしてますね」と指摘した。