古市憲寿氏「本当は我々、兵庫県に興味ないじゃないですか?どうでもいいと思ってる」に谷原章介怒「そんなことないよっ」

 社会学者の古市憲寿氏が19日、フジテレビ「めざまし8」に出演し、「われわれ、兵庫県に興味ないわけじゃないですか」と発言。キャスターの俳優、谷原章介が瞬時に否定し、怒りをのぞかせる場面があった。

 番組ではパワハラ疑惑が問われている、斎藤元彦兵庫県知事への不信任案提出について特集。古市氏は「最近は、斎藤知事への人気が高まっている。ほとんどの人が批判しているし、反対だと思うけど、斎藤知事なりに筋を通して、一貫したことを言い続けていると、ある種、ファンみたいな人も増えてくるのかな」と感想を語った。

 その上で「整理する必要があって。公益通報の問題に関しても、そもそも告発内容が新しかったのかどうかという話と、その処理が適切だったのかという話とは違うし、パワハラの件も違うし、おねだりの件も違うし。全部が一緒くたになって、なんとなく斎藤知事よくないよねっていう雰囲気で失職とか辞職に追い込まれるのは違うと思う」とコメント。

 続けて「一県の知事が辞めるか、辞めないか。議会が解散するか、しないかということに関して、空気じゃなくて、実績とそうじゃないものを区分けして、冷静に考えることが大事」と持論を述べた。

 谷原が一言話したあと、古市氏は「おねだりは逆にたいしたことじゃないというか」と語りだし、「本当はわれわれ、兵庫県には興味がないわけじゃないですか」と述べた。谷原は間髪を入れず「ありますよ。いいところですよ」と答えた。

 古市氏は「興味がないと言ったら失礼だけど、どうでもいいと思っていたのに」と続けると、谷原はシリアスな口調で「そんなことないよ」と即座に打ち消した。

 それでも古市氏は「エピソードが面白すぎるから注目しちゃうわけで、面白いところの先にある本当の問題を追及すべきですよね」と言葉を連ねた。

 谷原は「兵庫県という魅力のある県の!知事がやっていることだから興味があるわけで!僕は好きですからね」と語気を強めて、古市氏の暴論に怒りをにじませたが、きびすを返すと笑顔に戻った。

 

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