元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏が１７日、コメンテーターを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。同日行われた第７６回エミー賞授賞式で、俳優・真田広之が製作＆主演したドラマ「ＳＨＯＧＵＮ　将軍」が史上最多の１８冠を獲得した話題で、「エンターテインメントに関しては、韓国の方が先に世界に認められた」と持論を展開した。

　番組では冒頭から「ＳＨＯＧＵＮ　将軍」の快挙を特集。コメントを求められた菊間氏は「エンターテインメントに関しては、韓国の方が先に世界に認められたところがあったので、日本としては置いて行かれたいう感じがありましたけど」としつつ、「ものすごい逆転だなという風に思いましたし、ハリウッドではお金をかけるとこういうことになるんだって感じ」と笑顔で話した。

　ヒットの理由として菊間氏は「アメリカの方たちは字幕は見ないと言われていて、日本の映画が海外で流行らない理由はひとえにそこがあると言われていたところもあるので、今の時代、多様性が重視されたりというところに、ピッタリ公開のタイミングもあったんだなと思います」とコメント。元テレビ朝日の玉川徹氏も「時代の変化はもちろんあるんだと思うんですけど、やっぱり真田さんの２０年にわたる努力と、それから思い。そういう風なものがエミー賞につながってると思うんですよ」と感服した様子で話した。

　この菊間氏のコメントに、ネット上では「アカデミー賞初受賞　日本１９５１年　羅生門　韓国２０２０年　パラサイト　アカデミー賞受賞回数　日本４２　韓国５」「「七人の侍→荒野の七人　言ってることわかりますよね」などの反論や指摘が相次いだ。