赤信号リーダー渡辺正行 絶頂期に「もうダメだ 俺たちの時代じゃない」心折られた天才コンビがいた!発想力の違いに衝撃

 コント赤信号のリーダー渡辺正行が、千原ジュニアのYouTubeチャンネルに出演。赤信号で人気全盛時代に、あまりの面白さにショックを受けて、ネタ作りをやめたコンビの存在を明かした。

 ラサール石井、小宮孝泰と1977年にトリオコントでデビュー。漫才ブームに乗って、人気を博し、東京拠点のお笑いを牽引した。

 しかしある日、大阪の劇場で単独ライブ開催の依頼が来たという。「大阪の若い子もいるんで、一緒に出してくれないか?」と言われ、承諾。その「若い子」の中にいたのがダウンタウンだったという。

 「ダウンタウンがネタをやったら、ものすごい面白いわけ。えっ!?何これ?名前も知らなかったけど、すごい面白いし、すごいウケるわけ」と、ステージで才能をあふれさせる松本人志と浜田雅功に感じた衝撃を言葉にした。

 渡辺は「それまで大阪の人っていうのはパワー系の漫才で、発想的にはオレも勝てるなと(思った)。でもダウンタウンを見た時に、こんな発想の漫才をしてくるんだと。大阪で育って、しかも発想がよくてパワーを持ってて」とダウンタウンの漫才を分析。

 「『あ、これはダメだ。こういうのが出てきたら、もう俺たちの時代じゃないや』と思って。そのくらいから、ネタ作りをやめていった」と、心を折られ、テレビのバラエティー番組に主戦場を変えていった当時の心境を振り返った。

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