立憲民主 新代表に野田佳彦元首相 決選投票で枝野氏破る「本気で政権取りに行く」

 立憲民主党は23日、都内で臨時党大会を行い、代表選の投開票を実施。決選投票の結果、野田佳彦元首相(67)が新代表に選出された。

 1回目の投票では枝野幸男氏(60)、泉健太氏(50)、吉田晴美氏(52)とも過半数に届かず。267ポイントを獲得した野田氏と206ポイントの枝野氏が決選投票に進み、232ポイントの野田氏が180ポイントの枝野氏を破った。

 当選後のあいさつでは拍手の中登壇し「本気で政権を取りにいく覚悟であります。打倒自民に向かいたい」と自民党への対決姿勢を示し「金権政治を終わらせ、世襲政治を制限する政権交代こそが、最大の政治改革でございます」と訴えた。最後は17日間戦い抜いた全候補者と手を取り合い「今日からノーサイド。挙党態勢で政権を取りに行きましょう」と決意をにじませた。

 27日には自民党総裁選が行われ新総裁が決定する。野田氏は「自民党がどういう総裁を選ぼうと、総選挙は間違いなく早い段階で行われる。早く戦いの準備を進めていきたい」と、24日中に党役員人事の骨格を決め、中堅や若手を登用する可能性も示唆した。

 また、次期衆院選では、派閥裏金事件に関係する自民議員への対抗馬擁立を目指すと表明。「時間がないですが、ここに一生懸命力を尽くしていきたい」とした。

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