三遊亭好楽の長男・王楽が「七代目三遊亭円楽」襲名発表

 落語家の三遊亭王楽が、来年2月20日付けで七代目三遊亭円楽を襲名することが24日、五代目三遊亭円楽一門会などから発表された。2022年9月に六代目三遊亭円楽が死去してから空席となっていた。

 王楽はこの日、報道各社に直筆文で襲名を報告。「いつも大変御世話になって居ります。私こと三遊亭王楽は、一門の皆様のご推挙により、七代目三遊亭円楽を来春より襲名させて頂く事と相成りました。ひとえに五代目並びに六代目、また諸先輩方、更には御贔屓の皆様方のお陰と存じて居ります。有難う御座居ます。五代目六代目が大きくした名跡を汚さぬよう精進致しますので、これからも宜しくお願い致します! 三遊亭王楽」とした。六代目の命日である今月30日に襲名会見を行う。

 王楽は1977年11月7日生まれで、日本テレビ系演芸番組「笑点」でおなじみの落語家・三遊亭好楽の長男。駒大文学部英米文学科を卒業後、2002年に父と同じ五代目三遊亭円楽に入門し、父と兄弟弟子にして五代目の最後の弟子となっていた。10年に真打に昇進し、持ちネタは約200演目を誇る。

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