羽賀研二容疑者 3度目逮捕 暴力団組長&元妻らと共謀 不動産の虚偽登記などの疑い
タレントの羽賀研二(本名・当真美喜男)容疑者(63)ら7人が25日、不動産の虚偽登記をしたなどとして、強制執行妨害目的財産譲渡仮装などの疑いで愛知県警に逮捕された。
同県警によると、羽賀容疑者は23年6月、元妻の当真麻由容疑者、六代目山口組弘道会傘下組織組長・松山猛容疑者らと共謀。強制執行を免れる目的で、羽賀容疑者が所有する沖縄県北谷町の不動産の所有権が、代表取締役を務める会社に移ったと虚偽の登記をするなどした疑いで、沖縄県内の自宅前で逮捕された。
羽賀容疑者は高校卒業後に俳優としてデビューし、人気バラエティ「笑っていいとも!」の初代いいとも青年隊に抜てきされる。94年にはモデル・梅宮アンナとの交際が発覚し、梅宮の父・辰夫さんが猛反対したことで話題となった。会見では「誠意」を連呼し「誠意大将軍」と呼ばれた。
最初の逮捕は07年。未公開株を元値を隠して高値で売り付けて債務を逃れようとした容疑で、ボクシング元世界王者・渡辺二郎容疑者らと逮捕され、詐欺・恐喝未遂の罪で起訴された。11年6月の二審判決で懲役6年が言い渡され、沖縄刑務所に服役した。
17年には妻の麻由容疑者と離婚した上で、所有する物件の不動産の名義を財産分与という形で麻由容疑者に譲渡したが、偽装離婚による財産隠しにあたると判断されて19年1月に逮捕。実刑判決を言い渡され、21年9月に出所していた。