三谷幸喜氏「ほっとしています」フィンランドで手応え 映画「スオミの話をしよう」海外初上映

 ヘルシンキ大聖堂前でタオルを掲げる三谷幸喜 Ⓒ2024「スオミの話をしよう」製作委員会
 ウスペンスキー大聖堂前をバックに国旗を持つ三谷幸喜 ©2024「スオミの話をしよう」製作委員会
 歓声に応える三谷幸喜 ©2024「スオミの話をしよう」製作委員会
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 脚本家の三谷幸喜氏(63)が24日(日本時間25日)、フィンランドで開催された第37回ヘルシンキ国際映画祭に登場した。監督した映画「スオミの話をしよう」が特別招待を受け、インターナショナルプレミアとして海外で初上映された。

 主演の長澤まさみ演じる主人公・スオミの名は、フィンランド語で「フィンランド」の意味。劇中にはミュージカルナンバー「ヘルシンキ」も登場する縁があり、会場となった現地で一番古い映画館は超満席となった。

 観客と一緒に観賞した三谷氏は、温かな反応に「『ふざけんな!』とか言われたらこの映画を作った意味がない…!とさえ思っていたんですが、皆さん喜んでいただけて、ほっとしています」と安堵(あんど)の表情。日本では公開12日間で興収11・4億円超のヒットとなっている。

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