「虎に翼」息子と決別の梅子、最後は「いてくれるだけでいい」といってくれる“2人の息子”が【ネタバレ】

 26日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、横浜家裁の所長に決まった寅子(伊藤沙莉)を祝おうと、明律大の仲間が竹もと改め笹竹に集まる。そこでの梅子(平岩紙)の様子に、ネットも「良かった」などの声があふれた。

 この日の「虎に翼」では、寅子が横浜家裁の所長就任が決まり、笹竹に仲間が集合。楽しく話す輪の中で、梅子は1人、舟をこいでいた。

 それには構わず、寅子たちは話に花を咲かせる。寅子が「みんなが体の一部になっている。ね、よねさん」と声かけすると、照れたよね(土居志央梨)は「やめろ」と大声を出してしまう。

 この声で梅子は目が覚めてしまい「ごめんなさいね。ここのところお店にいてもなーんの役にも立たないで」と自虐。だがすぐに寿司を運んできた道男(和田庵)が「何言ってんだよ。梅子さんはあんこの味見してくれるだけでいいんだよ」と声をかけ、やはり笹竹で働く大五郎が「うん。そこにいてくれるだけでいい」と笑顔を見せる。

 これに轟(戸塚純貴)は「大五郎君、いいこというなあ。そう。そこにいるだけでいいんだよな」と感激したように言い、梅子も「照れるわねえ」とゆったりと笑った。

 梅子は、結婚していたときは夫のモラハラに苦しめられ、夫亡き後は、夫の愛人、息子、姑の遺産相続争いに巻き込まれる。姑、息子達は梅子を家政婦扱いしており、別の意味で「いてくれないと困る」存在だった。だがその家族と決別し、自分の道を歩んだ梅子に、最後は実の息子以上に思ってくれる道男、大五郎という2人が、梅子の晩年を支えてくれていた。

 ネットでも「実の息子達とは縁が切れてしまったけど、道男と大五郎と良い関係が築けてよかった」「かつて個人を無視され、妻として、嫁として、母として役立つことだけを求められてきた、過去の梅子さんとの対比が嬉しく切ない」「家庭生活に失敗した梅子さんが道男に「そこにいるだけでいい」って言われるまでの存在になれたの嬉しい」などの声が上がっていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス