自民党総裁選に立候補している小泉進次郎元環境相が、投開票日である２７日、都内で決着を目前に出陣式を開催した。

　開始時間より約１０分早く、会場に姿を現した小泉氏は集まった関係者と握手をしながらあいさつ。壇上に上がり「もう感謝の気持ちでいっぱいです。本当にこれが総力戦だと、これがチームだと、毎日感じる選挙でした」としみじみ語った。

　告示日からこの日まで戦い抜いた１５日間を振り返り、「始まった時は『長いな』と思いました。だけど今は、『あしたからまたこのチームとずっとやりたい』。そういう気持ちでいっぱい」と語った。

　「それをかなえるには皆勝つしかありません。ギリギリしがみついているこの状況からはい上がって、頂上を目指して、皆さんとともに勝利の喜びを味わえることを信じています」といい、「このチーム小泉は最高のチームです。私が勝つことができたあかつきには、至らない私を支えてくれた皆さんのように、チーム自民党一丸となって、最高のチームを作って、日本のかじ取りを皆さんと胸を張って、進めていきたいと思います！」と熱く語った。

　小泉氏の支援を表明している三原じゅん子参議院議員も駆けつけ「私たち国会議員が一致団結すれば必ず勝てる、そのことを信じて皆さんとげきを飛ばしたいと思います！」といい、円陣を組んだ。三原氏は「古い政治に決着！決まらない政治に決着！新時代の扉を開けよう！」と宣言し、チーム小泉は「おー！！」と声をそろえた。