中村勘九郎 待望の明治座公演「帰ってこられることを本当にうれしく思う。悔しさをお返しする」 20年コロナで全公演中止
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歌舞伎俳優の中村勘九郎(42)、中村七之助(41)が27日、都内で「明治座十一月花形歌舞伎」(11月2日~26日)製作発表に出席した。
明治座歌舞伎は2011年以来、次世代を担う花形俳優たちが大役に挑む話題性や、歌舞伎になじみのない人々に分かりやすく、エンターテインメント性に富んだバラエティー豊かな演目を上演してきた。20年には勘九郎、七之助らの座組で「明治座三月花形歌舞伎」を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大により全公演中止となっていた。
勘九郎は「明治座に帰ってこられることを本当にうれしく思う。悔しさをお返しするいい機会」と意気込み、七之助は「出演できないという初めての経験で職業を変えないと、と思いました。戻ってこられて本当にうれしく思います。一生懸命努めます」と思いを明かした。