女優の前田敦子が２８日、都内で行われた、映画「ベイビーわるきゅーれ　ナイスデイズ」の完成披露舞台あいさつに、Ｗ主演の高石あかりと伊澤彩織、池松壮亮らと出席した。

　社会になじみたくないプロの殺し屋コンビ（高石、伊澤）の姿を描くシリーズ第３弾のアクション映画。前田と池松はシリーズ初参戦となった。

　前田は胸元が開いた大胆な衣装で登場。作品にちなみ、自身の最大の敵やライバルを問われると「ずっと考えてたけど、ニンニクとネギ」と真剣なまなざしで回答し、「大好きなの、でもにおいっていうのがあるじゃん、人のことを気遣うと食べられないって毎日ずっと考えちゃう」と熱弁。「きのうは（きょう）皆と並ばないといけないから食べてない」と明かしつつ「毎日食べたら勝てるのかも」と続けると、池松は「そういうにおいの人だと思われれば良いもんね」といじっていた。

　一方、最強の殺し屋を演じた池松は「マ・ドンソクって言おうとしたんだけど」と韓国のアクションスターを冗談交じりに挙げつつ、「これまで見てきたファンの方が最大の敵でした」と回答。「シリーズをずっと見てきた方からプレッシャーというか、今も圧がすごいし、池松・前田が（作品に）入って何やってんだとか言われたくないし」と観客もいじりつつ説明し、笑いを誘った。