俳優の神田正輝（７３）が２８日、大阪市のＡＢＣテレビでテレビ朝日・ＡＢＣ系「朝だ！生です旅サラダ」（土曜、前８・００）の生放送に出演し、１９９７年４月から２７年半にわたってＭＣを務めてきた同番組を卒業した。

　最後は笑顔で別れを告げた。番組ラスト、神田は涙ぐむ共演の松下奈緒（３９）から花束を渡され「僕、『旅サラダ』やってて、一生懸命やったことは２７年半、一回もないです。その日その日で夢中になって」と、これまでを振り返った。

　引き続きＭＣを務める松下や、レギュラーの勝俣州和（５９）へ「僕の続きじゃなくて。自分たちの番組を作るように頑張って」と、メッセージを送り、最後は「また来週見てください！素敵な週末を！」と、カメラに向かって爽やかな笑顔で手を振った。

　この日は松下、勝俣とのグアム３人旅の様子が放送され、神田は海釣りに興じる元気な姿を見せ、飲酒する様子も。「旅サラダとは？」と問われると「面白かった」と即答していた。放送終了後にはスタッフからも花束が贈られ、卒業を惜しまれたという。その後は勝俣らと同じロケバスの後方座席に座り、十数人の出待ちファンの前を通り同局を後にした。