杉村太蔵 斎藤元彦知事は「“バッシングハイ”の状態になっている」 自身も過去に大バッシング「あまりに逆風強いと心地よくなってくる」

 元衆院議員でタレントの杉村太蔵が29日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。自らの体験を元に、失職し出直し選挙を表明した兵庫県の斎藤元彦知事の心理状態について私見を語った。

 番組では、失職し出直し選挙を行い、自らも再出馬すると表明した斎藤知事について特集した。26日に会見した斎藤知事は、自身の実績を延々とアピールしたほか、高校生から「辞めないでほしい」という手紙をもらい、「グッときた」などと話した。

 杉村は「斎藤知事、ゾーンに入っているみたいな感じでね」と切り出した。「この中で、唯一、僕しか経験したことないのはね、日本全国から大バッシング受けたことあるのは僕しか経験ないわけでしょ。そのときに、あまりにも逆風強いと、だんだん心地よくなってくるんですよ」と、2005年の衆院選に自民党から出馬し、当選するも「料亭に行きたい」などと発言して大バッシングを浴びた自身の体験をもとに、熱弁を振るった。

 「さっきの高校生の手紙あるでしょ。2万件ぐらい誹謗中傷、非難の声の中に、1通ねえ、『太蔵さん頑張ってくれ』って言われると、妙にテンション上がってくるわけ。これをね“バッシングハイ”って言っているんですけど。バッシング中にだんだんテンション上がってくるのよ。斎藤知事は“バッシングハイ”の状態になっているんじゃないかという、僕の分析で」と私見を語ったが、隣に座る元乃木坂46の山崎怜奈を苦笑いさせていた。

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