高市早苗氏が逆転敗北した原因 怒るのは中国・韓国だけじゃない 関係が壊れかねない重大相手 橋下氏、岩田氏が指摘
28日のカンテレ「ドっとコネクト」では、自民党総裁選で石破茂氏が新総裁に選出されたことを特集した。
1回目投票でトップ通過したのは高市早苗氏だったが、決選投票では石破氏に大量の議員票が入り、189-173票で石破氏が逆転勝利した。
背景に、高市氏が総裁選中も靖国神社参拝にこだわる発言をし、中国、韓国との外交関係への不安が広がったと指摘されている。
橋下徹弁護士は、高市氏の方針は「支持も多いが、強烈な支持者向けに選択肢の幅を狭める発言が多かった」と指摘。安倍晋三元首相と似ているが、「安倍さんは柔軟に幅広く、例えば靖国参拝も、必ず行くとは言わずに適切にと。絶対に行くとしてしまうと、アメリカの民主党政権から強烈に反発を食らうんです。中国、韓国だけじゃなくて」と語った。
また元NHK記者の岩田明子氏は、決選投票では石破氏を推したと目される岸田文雄首相について、首相周辺からは岸田首相が公明党との関係を重視しており、「高市さんだと公明党との関係がおかしくなると見ていた」との情報が伝わってきていると明かした。