竹中平蔵氏 総裁選バッサリ「歪んだネット情報による個人攻撃で乱れた選挙」石破茂氏に要望「いつまでこんなやり方するのか」

 竹中平蔵氏
 (上段左から)石破茂氏、小泉進次郎氏、高市早苗氏、(中列左から)河野太郎氏、上川陽子氏、小林鷹之氏、(下段左から)茂木敏充氏、加藤勝信氏、林芳正氏
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 小泉純一郎内閣で総務相などを歴任した元パソナグループ会長の竹中平蔵慶大名誉教授が29日、YouTubeチャンネルを更新。自民党の石破茂新総裁に「実現してほしいこと」として要望した。

 「今回、自民党は生まれ変わらなければいけないと言われた。そのためには非連続を持ち込むこと。一番分かりやすいのは非常に若い人がなるか、女性の首相になるかだった」とコメント。小泉進次郎氏か高市早苗氏が当選すれば「生まれ変わった」印象を容易につけられたと語った。

 果たして当選した石破氏については「昭和のタイプの政治家に見える」として、非連続を生み出すために斬新な政策をとってほしいと求めた。中でも「旧石破派には経済通の議員が大勢いる。お友達内閣と言われてもいいから、その方達を登用して、オールスター内閣をつくってほしい」と期待した。

 その上で、「いつまでこんな総裁選のやり方をやるのか、を是非議論してほしい」と求めた。「今回も最後やっぱり、議員票が大逆転して、石破さんが選ばれた。一般党員の投票では、ゆがんだネット情報が個人攻撃をやって、ある意味では乱れた選挙戦であったように思うわけです」と私見を述べ、「総裁選改革」の必要性を訴えた。

 

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