杉村太蔵氏 石破政権の経済政策「一番怖いことは」投資家目線で不安吐露「全財産を銀行に移す」発言も「まさかなるとは」
元自民党衆院議員の杉村太蔵が29日、TBS「サンデー・ジャポン」に出演。投資家という目線から、石破茂政権への不安を吐露した。
自民党新総裁に就任し、首相としての舵取りにも注目が集まる。番組では、杉村は開票前のテレビ番組で「石破総理になったら、全財産を銀行に移す」と発言したことが蒸し返された。
杉村は「このコメントは、まさか石破さんが総裁になると思っていなかったから、言ってるので、なった以上はもう少し冷静に考えないといけないなと」と反省した。
それでも総裁決定とともに、先物取引の株価が2000円以上下落し、「石破ショック」とやゆされる現状。「投資家として一番怖いのって、この先どうなるかっていうことが分からない、不透明さが怖い。安倍さんのときは、これからアベノミクスだ、金利を下げて、財政出動して、とにかくデフレから脱却するんだと。岸田さんのときは、新しい資本主義だとそれなりに経済政策が分かっていたけど、石破さんは『とにかく議論が大事だ』と。これからどういう経済政策をするのか、分かっていないところが不安」と吐露した。
直後に「本当に心からお祝い申し上げたいと思います」と頭を下げ、爆笑問題・太田光から「わざとらしいな」とツッコまれた。