田崎史郎氏「石破氏が高市氏にやられていることは、自分が安倍さんにやったこと」総務会長打診も固辞は2014年の再現説

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が30日、テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」に出演。石破茂自民党新総裁と高市早苗氏の関係性に言及した。

 石破氏は、総裁選の決選投票を戦った高市氏に、新政権の総務会長を打診したが、高市氏は「幹事長以外は受けない」と固辞したと伝えた。

 田崎氏は、2012年の総裁戦後に、勝利した安倍晋三氏が敗れた石破氏を幹事長に起用したことが念頭にあると指摘。「高市さんが断ったのは不遜なように聞こえるが、2014年に石破さんが幹事長を退く際に、石破さんは幹事長続投を希望していた。それでも安倍さんは閣内に入って安全保障法制の担当大臣になってほしいと頼んだんですよ。それを断ったわけですよね」と解説した。

 続けて「石破さんが高市さんにやられていることは、石破さんが安倍さんにやったことと同じなんですよ。本来、組織はトップが決めた人事には従うというのが当たり前なんですけど、破った前例があるので、高市さんも行動しやすかったのでは」と推測した。

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