首相指名選挙で女性議員が抗議のプラカード掲げて、投票がストップ 衆院本会議も25分遅れで、石破新政権は波乱の船出

 衆院本会議が1日午後に開かれ、首相指名選挙が行われた。早期解散に対する野党の反発から、本会議が当初の予定より25分遅れる波乱含みのスタートとなった。

 1時38分から首相指名選挙の投票が開始されたものの、直後に「能登の補正予算を」「裏金隠しの解散やめろ」と書かれたプラカードを掲げたれいわ新撰組の大石あきこ議員が演台から動かず、投票は一時ストップした。

 額賀衆院議長が「物品を掲げる行為は禁止されています。降壇してください」と降壇を促したものの、動こうとしないため、額賀氏は「降壇を命じます。議場の混乱を正常化するために、衛士に執行を命じます」と命じて、最後は女性議員は衛士に両側から抱きかかえられるようにして、降ろされた。

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