高市早苗首相を阻んだ女性議員は「女性活躍とか2度と言うなよ!」金子恵美氏がTV訴え 上川陽子氏の名前も挙げ「ガラスの天井を破れなかったのは」
元衆院議員の金子恵美氏が1日、TBS系「ゴゴスマ」に出演。番組では自民党の石破茂新総裁が衆参両院の本会議で第102代首相に指名されたことを取り上げた。
金子氏は、自民総裁選を「派閥がなくなったからこそ9人も出られて、ひとつの改革がなされたなと思いつつ」と切り出す一方で石破氏と高市早苗氏の決選投票になった時に「私は『女性初』っていうところにこだわりたかったし、その思いがあった」と語った。
そのうえで「聞いてみると、ガラスの天井を打ち破れなかった、それって女性議員が結局阻んだ。女性がまとまってたら私はまた違ったと思うんですけど」と述べた。
「高市さんに関しては女性政策を積極的にやってこなかった印象はたしかにあるんですが、女性議員も普段は『女性がトップに立つと、この古い考え方、日本の空気は変わるから、とにかく女性を』とか、上川さんだって、外交において女性を指導的立場に置くことで、変えていくんだと普段は言っているのにも関わらず」と指摘。決選投票では石破氏に投票したと明かしたと報じられている上川陽子氏について「最終的に結束のある岸田派でうごいている」と語った。
金子氏は「普段言ってる女性活躍とか、もう2度と言うなよ!って私なんか思うくらいなんですよ」と語気を強め、石井亮次アナが「あらら」と声を上げた。
「政策というものと、選挙に強いから石破さんだよねって議員が動いたということも、私は忘れちゃいけないなと。変革が起きたのと、やっぱり最後そっちだったのねは、ひとつの女性活躍においても私は思いました」と語った。