石破茂首相に旧安倍派「喧嘩売ってんのか」の声→やりすぎ人事、閣僚ゼロの冷や飯 田崎氏明かす「よっぽど安倍さんに恨み辛みがあったのか」

 自民党の石破茂新総裁が1日の衆参両院の本会議で102代首相に指名され、皇居での親任式、閣僚の認証式を経て、夜に石破内閣が発足した。

 発表された閣僚は石破氏に近い議員が重用されているとの指摘もあり、麻生派、旧茂木派、旧二階派からはいずれも2人が入閣したが、旧安倍派からはゼロだった。

 テレビ朝日「モーニングショー」では、総務相に起用された村上誠一郎氏が、22年に安倍晋三元首相の国葬への欠席理由を説明する際に、安倍氏について「国賊」と発言したとして、1年間の党役職停止処分を受けていることがテーマとなり、政治評論家の田崎史郎氏は、高市早苗氏の陣営から「俺たちに喧嘩売るのか」との声があがっていると述べた。

 石破氏の人事を「総理大臣は絶大な権力なわけですから、身内は控えて、ほかの派閥に譲るということをやってきたんですけど、それをあまりやってない」と指摘。自民執行部の1人も「ここまでやる必要があったのか」と話している、と語った。

 またTBS「ひるおび」でも、田崎氏は旧安倍派を「干してる、果たしてこんなこと許されるのかって感じの人事です」「(党内で)勝ち組負け組に関わらず、不評ですね」と述べた。

 「よっぽど安倍さんに対する恨み辛みがあったのかなと思うんですよね。この12年間のうっぷんを晴らす象徴のよう」と語った。

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