ハチミツ二郎「漫才ができなくなってしまったことについて」テレビで長文披露 離婚原因にも言及

 お笑いコンビ・東京ダイナマイトのハチミツ二郎が1日、テレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け!」で「漫才ができなくなってしまったことについて」という長文を発表した。

 ハチミツ二郎は今年4月に、漫才を休止するとXで発表したが、芸能活動自体を休止するとネット記事で書かれたことから「それしか見てない人がそう思って連絡してきた」といい、改めて「漫才を休止」と説明。「しんどいことを全部さらして同じような思いの人に読んでもらおうと」といい「漫才ができなくなってしまったことについて」という長文を番組の寄せた。

 ハチミツ二郎は20年末にコロナに感染し「救急治療室で全身麻酔をされ8日間眠っていた」ところ、「目を覚ますと首から管が繋がれ、人工透析をされていた」という。何も知らされていないまま人工透析を行っていたことに激しく戸惑ったといい「ドクターとは退院まで遭うことはなく、タブレットで会話」という状況の中、医師は「奥さまには確認を取った」「延命には透析が必要と言ったら、妻がお願いしますと」と説明されたという。

 退院後は週3回の透析生活が始まるも「思いの外しんどい」。透析から離脱するには腎臓移植しかないというが「妻が『私のをあげるよ』と言ってくれた」ことから「一生、妻と娘に全てを捧げる」と誓ったという。

 だが「数カ月たつと妻の様子がおかしくなった」といい「妻は不倫をしていた」と記す。これには文章を読んでいたとろサーモンの久保田が「え?え?」と仰天。

 「妻は家からいなくなった」といい21年11月に離婚。妻は娘を置いていったことから「娘を1人で育てることになった」という。当時の娘はまだ8歳。「母ちゃんがいないと何もできない」年齢だったが、透析をしながらハチミツは家事育児を必死で続けたという。

 「元妻は娘の面倒を見るのを拒否した。いろんな人の助けを借りてなんとかしのいだ」と振り返り「俺は漫才師である前にまず親だ」「優先するのは子供」「まずはまだ小学生の娘と全力で向き合うのが第一。それも活動休止の理由のひとつ」とつづった。

 そんな娘も今は小学6年生。身のまわりのことも自分でできるようになり、逆に体が弱った父親を助けてくれるようになったという。

 他にも入院生活や、母親が提供を名乗り出てくれた腎臓移植の手術が失敗に終わるなど、詳細をつまびらかにしているが、文を読み終えた久保田は「ヘビーやなあ。知らんかったわ」とがく然。「ひと言で言うならついてなさすぎる。でもそれは試されているのか…」とうなると、ウエストランドの井口浩之も「なんでこんなに試練を与えちゃうんだろうって思っちゃう」とがく然としていた。

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